PRIMAVERA LABEL

長編・中編

怪盗は月とワルツを踊る

舞台は大正十年、春の帝都・東京。
喫茶「三日月堂」を訪ねた子爵令嬢の白鳥文緒は探偵・宇津木十馬と出逢う。巷で噂の怪盗「十六夜」に盗まれたルビーの婚約指輪を取り返してほしいと依頼するも、それは大きな事件の始まりに過ぎなくて――大正を駆けるミステリー浪漫譚。
[2018.08.15 | 修正中]

ステラ・マリスの手記

明治三十八年、異国情緒の交わる春の神戸。
坂の上に建つ小さな洋館には、一日と記憶を保てぬ青年・篤坂朗とその弟の史が住んでいた。招待された花見の席で出逢ったら子爵令嬢の日万里の英語の先生となった朗は、少しずつ彼女と心を通わせていく。それは止まっていた彼の時間を動かして――。
季刊ヘキVol.8寄稿作品。
[2017.05.01 | 3話中編 | 完結 | NEW]

エーテルの星は眠る

祖父の使いで訪れた骨董屋「満天堂」は、宇宙に関するものを取り扱うお店だった。忘れられない過去を抱えた少女・ふみは不思議の店の店主・星名と出逢い、忘れられない体験をする――「銀河鉄道の夜」をモチーフに、神戸の幻想世界へ。
場所アンソロジー「Arium」寄稿作品。
[2018.05.27 | 4話中編 | 完結]

薄花の咲きこめて、春と恋う

大正六年春、京都。
あわいもの(妖)を視ることのできる青年・立花柊太郎は、音楽家の男・花舘葉一と桜の神様と邂逅する。出会いを重ねていく中で、柊太郎は音楽家の抗うことのできない運命に気付いていく。それは哀しい恋物語で――。
[2013.09.30[17.06改稿] | 3話中編 | 完結]

短編・掌編

ピアニストの恋

ある曲を貴婦人へ贈るために、少年期に過ごした屋敷を訪れた若きピアニストの秘められた恋の物語。
[2012.03.01 | 19世紀末]

夕暮れの歌姫

夜も間近の東京・銀座。邂逅を果たしたバーの歌姫・梅乃と新聞記者・藍川――二人のロマンスの行方は?
[2012.03.12 | 大正浪漫]

レディ・シャルロッテ

町を見下ろすように建つ「人形の館」には狂わしい過去があった。美しい少女と彼女を偏愛した伯爵の数奇な運命。
[2012.05.15 | 19世紀初頭 | R-15]

薔薇の棘にお気をつけて

マッカーシズムにより赤狩りが行われた波乱の時代・ハリウッド。女優に宛てられた手紙に綴られた愛の言葉とは――。
[2012.11.17 | 1950年代米国]

百色キネオラマ

生真面目な帝大生は友人の誘いで浅草の舞台を見に行くことになる。そこで彼は美しい女優・宇野千花子と出会うのだった。
[2013.01.14 | 大正浪漫]

君の眠る造花の庭

最愛の人を亡くした発明家は恋人を甦らせるためにある発明をするが、それは哀しい幻想でしかなく――。
[2013.03.20 | 19世紀末]

十七回目の春へ

つつじの庭でのできごと以来、冬になると眠りにつくようになった幼馴染。ただ見守るしかできない「僕」の独白。
[2013.05.06 | 現代ファンタジー]

寒丹花

しがない小説家・雪澄はある冬の日、美しい娘と出会う。彼を慕う彼女には遠い過去の記憶と哀しい秘密があった――。
[2013.05.21 | 昭和初期 | 幻想奇譚]

AM 2:00

幽霊坂の上のアパートに引っ越してきた女子大生・夏木は、その部屋で幽霊になった青年と出会う。
[2013.06.15 | 現代]

色のない町

時が止まったように色彩を失った町で「僕」はヴィヴィと名乗る少女と出会う。不思議の町で鍵を探しに町を駆けるが――。
[2013.08.20 | ファンタジー]

薔薇の下の乙女は、

女学校の薔薇園には幽霊が出るという噂があった。読書好きな女学生は薔薇の下に隠された秘密を知る。
[2018.05.27 | 昭和初期 | 女学校]

月夜の宴

野々宮家の五男・五月は骨董屋「猫星堂」に居候中。ある秋の日、届け物をした旧家の不思議な出来事に巻き込まれる。
[2019.09.23 | 昭和初期 | 和風ファンタジー]