最終更新:2023.11.05 NEW|ファンタジー|英国
夕暮れと夜明けの間にあるという『夜の国』。その国を統べる夜の王にまつわるおとぎ話はやがて、ある兄弟の呪われた運命へとたどり着いて…?製本版作品を改稿した不思議な物語。
最終更新:2023.08.12|昭和初期|短編集
時は昭和初期。不思議を見聞きできる〈みどりの眼〉を持つ野々宮家の七人兄妹に舞い込む、不思議な出来事とは…?四季折々に不思議が息づくレトロな世界で織りなす短編集。
2017.05.01|明治末|幻想ロマンス
明治三十八年、春の神戸。小さな洋館に、ある秘密を抱えた兄弟が住んでいた。子爵令嬢と出会ったことから、一日と記憶を保てない兄にある感情が芽生える。それは止まった時を動かし…。『季刊ヘキVol.8』寄稿作品。
2017.05.01|現代ファンタジー
神戸は北野。想像が形となって現れる力を持つ少女が訪れた骨董屋《満天堂》。彼女は壊れた天体スコープの修理を依頼する。銀河鉄道の夜モチーフの過去を振り返る物語。場所アンソロ『Arium』寄稿作品。
2013.09.30|大正時代|幻想譚
大正六年春、京都。〈あわいもの〉を視ることのできる青年は、ふとした偶然から音楽家の男と出会う。花舘家の桜の古木の花守である彼は、その桜に宿る神に叶わぬ恋をしていた。それは悲しくも美しい運命で…。
2012.03.01[修正:2022.09.25]|19世紀末|片思い
少年期を過ごした屋敷を訪れた若きピアニストは、未亡人となった夫人と再会する。奏でられた調べには、秘められた想いがあった…。
2012.05.15[修正:2022.09.25]|19世紀初頭|R-15
町を見下ろすように建つ〈人形の館〉には狂わしい過去があった。とらわれの美しい少女と、彼女を偏愛した伯爵の数奇な運命を辿る。
2013.01.14[修正:2022.09.25]|大正ロマン
帝大生の綾彦は友人の誘いで浅草の舞台を見に行くことになった。そこで彼は運命的な出会いを果たす。彼の抱いた想いの正体は…?