Message Response

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2021/05/04 18:57 お名前:美帆子様

 美帆子さま、メッセージありがとうございます!そして「大正花暦」を楽しみにしていただいているようで嬉しいです。9月の発行まで編集頑張って参ります。
 さて、いただいたご質問にお答えいたしますね。

・小説を執筆するモチベーションの保ち方について
 まず、私はかなりの遅筆です。今でこそ年に1~3作品を書いていますが、サイトのみで活動していた頃には1年間何も書かないということもありました…。
 モチベーションが保てるようになったのは、イベントにサークル参加するようになったから、というのが大きいように思います。イベントに出るとなると本を作りたくなります。「どうぜ作るなら新作を!→計画をたてる→死ぬもの狂いで書かざるおえない→物語ができあがった!製本おめでとう!」という流れが自然にできあがる寸法です。(もちろん落としてしまうこともあります)イベントに参加しなくても、例えばウェブ上の企画や製本版のアンソロジーに参加してみるのもいいですね。
 でもやっぱりモチベーションを保つのは難しいとつくづく思います。そんなときは書くことを休んで、読書をしたり、漫画を読んだり、映画・ドラマ・アニメを見たりとほかのことを楽しむのも手です。そうすると影響をうけて、「ちょっと書きたいなあ」とむくむくとやる気が沸いてきます。

・「自分の文章が嫌い」をどうやって乗り越えたか
 実は今も自分の文章が嫌いになる時期が年に2回ほどあります。過去の作品を読み返しても全然好きになれないし、「なんでこんな面白くない話を書いたの?下手すぎ!」と自分で自分を追い詰めます。この時期を私は「自分の文章嫌い嫌い期間」と呼んでいます。
 今でこそ「はいはい、やってきましたねこの期間」とあしらえるようになりました。乗り越えた、というより、共存の仕方を覚えました。なぜなら、相対するように「自分の文章(お話)好き好き期間」があるのを知っているからです。そして、自分の文章で気に入らなければその都度推敲すればいい!と思うようになったことも大きいです。三浦しをん先生の「マナーはいらない 小説の書き方講座」を拝読して学びました。

・文章力を鍛えるのに何かしてますか?
 ありとあらゆる分野の表現技法をそれとなく注意して見るようにしています。(もちろん作品を楽しみながら!)音楽・絵画・小説・漫画・アニメ・ドラマ・映画・演劇…この世界には素晴らしい文芸・芸術・芸能がたくさんあります。その中から自分のいいと思ったものを知識・表現として貯金して、書くときに使います。
 小説を書くのだから小説だけ読んだらいいのでは?と思ってしまうのですが、映像はひとやものの動きの流れや表情、言葉のニュアンスを知るにはうってつけです。小説は文章を手がかりに読み手が頭の中で映像を作り出すので、不自然さを減らすためにも私は好んで映像芸術を見ます。絵画や漫画も切り取り・コマ割り技法が仮名ベルノで、文章で「ここぞ!」という場面を書くときに転換できます。
 あれ…?文章力については?
 文章力=語彙力だと私は思っているのですが、語彙力がたくさんあったとしても文章中に難しい言葉を羅列すればいいのかといえばノーですね。あまりにも小難しいと、私の場合はよほど好きでない限り読むのを諦めてしまいます。なので言葉のバランスを毎回考えて書いています。読み手に伝わらなかったら意味がないので。この場面を書くのに今はどんな言葉が必要かを吟味し、時には辞書を使いながら書いていけば、おのずと経験値が増え文章力(表現力)も鍛えられていくのではないかと思います。

 長くなって申し訳ありません…!
 普段小説の書き方について考えることってあまりないので、ご質問とても楽しかったです。少しでも参考になれば幸いです。改めて、ありがとうございました。

2020/09/24 20:43 お名前:百合様

 メッセージありがとうございます!ペンネームをお褒めいただけて、とても嬉しいです。
 当サイトを開設したばかりの頃は「絢水(あやみ)」というペンネームで活動していました。周りで創作活動をされる方々が製本をされている方が多く、私もいつか製本をするなら苗字+名前で出したいなと思い現在の名前に改名いたしました。
 ペンネームの由来ですが、前ペンネームの「絢(あや)」の響きがとてもお気に入りだったので、名前に引き継ぎました。苗字はかっこよく三文字がいいなあとぼんやり考えて、調べている中で「花野木」という苗字に出会いまして……一目ぼれでした!私は作中に花や自然の描写を入れることが好きだったので「花」という字が素敵だな、と。やわらかい雰囲気もほしくて名前はひらがなにして、結果「花野木あや」になりました。決めるまでに2週間ほどかかったこともあって、思入れのあるペンネームになりました。実は当時リスペクトしていた作家さんのお名前も意識したりしてます。素敵な雰囲気と言っていただけて嬉しい限りです!