2022年1月16日(日)に開催されました、第六回文学フリマ京都に参加しました!
コロナ感染者数が増えていく中での参加に迷いましたが、参加できてよかったです。主催様の徹底した感染対策に心から感謝をいたします。たいへんな中での開催本当にありがとうございました。
気づけばイベントへの参加は2020年1月以来、2年が経っていました。やっぱりイベントは楽しく、そして懐かしいなという気持ちでいっぱいでした。
すっかり遅くなりましたが、イベントの備忘録をつらつらと綴ってみました。
当日はいつも仲良くしていただいている水純みをさんと隣接させていただきました。ひとりでブースも面白いですが、いろいろとお話ができて楽しかったですね!なにより見知った方が隣にいるだけで心強いです!
「健康が第一」ということで、この日は珍しくしっかり寝てイベントに挑みました。私自身の新作は出せなかったですが、無料配布の小冊子「花屋ロマンス」を発行しました!どうせなら遊ぼうと、中の紙は緑にして、主題となるチューリップをどんと表紙に飾りました。
知っている方は知っていると思うのですが、最近花野木は朝ドラのカムカム欠かさず見ていまして、「花屋ロマンス」は二代目ヒロインさんが生きている昭和レトロな雰囲気を意識しました。花屋の女の子と毎週金曜日に花を買う青年の、恋の始まりのお話。(実はこの物語はさらに展開して、手製本にできるかしらとちょっと挑戦中です。舞台を京都祇園にしたら以外にもいろんな登場人物がふっと現れてくれました)お手にとってくださった方、本当にありがとうございました!
今回のメインは大正浪漫アンソロジィ『大正花暦』でした!
前回はりんさんのご厚意で9月の大阪文フリで初頒布いたしました。その後は通販メインで頒布いたしまして、たくさんの方にお迎えいただけました!(本当にありがとうございます!)ですが、匿名なこともあり、直接お渡しできないことを少し寂しく感じていました…なので、今回のイベントでお迎えしてくださった方に手渡しできたことは、嬉しい出来事でした。
なんせメインは『大正花暦』!と思っていたので、自分の作品はおまけの気分だったのですが、以外にもお迎えしてくださる方がおられまして。なんと!私の初の本『花のつれづれ』と個人的に推し作品『ノルニルの館』が完売いたしました。本当にありがとうございます!元々多く刷らないのですが、それでもこんなにたくさんお届けできたことが幸せです。どうか、お迎えしてくださった方に少しでも楽しい読書時間を提供できますように…!
そんなことで、現在、私の手元には個人本はない状態です。これは、これで困りますね!ようやく短編集をお嫁に出せたので、新しい短編集を作りたいなと思っています。『ノルニルの館』については、あと一回だけ再版かけます(少部数を3月までにはと思うのですが…)。
他の作品に関しましては、再版はもうしない予定です。新しい作品も作りたいですし、ただ作品が増えても…という気持ちからです。なので、ちょっと新刊頑張ろうな私!
頒布が終わった作品はそのうちサイトにアップします。本をお手にとっていただけなかった方は、ぜひサイトの更新をお待ちいただけたら幸いです。(第一弾は『夜の国の物語』となる予定です!)
今後はゆっくりと『大正花暦』を頒布できたらと思います。今手持ちの分がなくなりましたら、こちらも再版の予定はないので、もし気になる方がいらっしゃいましたらこの機会にぜひ…!またBOOTHにて通販を行いますので、企画Twitterをご確認いただけたら幸いです。
当日は仲良くしていただいている英綾子ちゃんの作品『美しき獣の詩』『蒼穹に哭く』の委託も行いました。不思議なことですが、自分の本より友人の本がお嫁に行くことの方が数倍嬉しいという思いでいっぱいでした!だって、素敵な本なのだから!
イベント参加できなくても、誰かに思いを託す形で作品を預ける委託はいいですね。
さてさて、久しぶりのイベントだったわけですが!
今回はあまり出歩くのはよくないと思い、事前に気になるサークルさまの作品をお迎えに行きました。本当はご挨拶だけにでも伺いたいフォロワーさんもたくさんいたのですが、ご挨拶に行けず申し訳ありませんでした。相変わらず行きより帰りの方がなぜか鞄が重い(本をいろいろお迎えするから)ことに幸せな悩みを抱えながら、今は少しずつお迎えした本を読ませていただいております。
今回お迎えした素敵な本たち。こうした出逢いが、イベントの醍醐味ですね!
久しぶりにお会いできた方もいて、たいへん嬉しかったです。ブースを訪れてくださった方々もとても素敵で、ドキドキしていました。
実は花野木は「好きなもの・ことを語る会」に参加しているのですが、そこでお話をした方ともお会いできてたいへん感慨深かったです。
なにより、香水お嬢様のよし子さんが文フリに遊びにきてくださったのが嬉しかったです!とっても幸せなことに、『ノルニルの館』をイメージした香水をいただいたのですが、もう香りが素晴らしすぎて、まず「作品をイメージした香水」をプレゼントされるなんて初めてで。なんて上品で素敵な贈り物なのだろうと、そわそわとしました。今はめかし込んだときの特別な日の香水として使わせていただいております。本当にありがとうございます!
なかなかままならない日々、こうしてイベントに参加できて幸運でした。楽しい思い出もたくさん!再び普通にイベントが開かれる日がくることを心の底から願う日でした。