文学フリマ京都7レポート

ごきげんよう。
つい一週間前に文学フリマ京都があったなんて、まるで嘘のようですね!時間が経つのは早いもので、瞬く間に過ぎていくので後々にしないようにしたいものです。(訳:ブログは早めに書くが吉) さて、人生で初めて参加したイベントが文学フリマ京都だっためか思い入れの強い1月のイベント。今回はなんといっても華族アンソロジー『百華ノワール』の初頒布がありました!

約一年ほどの長期企画であった華族アンソロジーの頒布が無事にできて、主催としてもほっといたしました。本自体は前日に自宅に届きまして、カバー巻きに勤しんだのでした。当日は初めて自家用車で向かったのですが、無事に到着してこれまた一安心。

企画用のツイッターでは宣伝をかんばり(参加者の皆様ご協力ありがとうございました!)、また見本誌コーナーの効果で当日は持ち込み分がなんと完売いたしました!会場早々ブースに立ち寄ってくださった方、「このアンソロを目当てに来ました」と嬉しい言葉をかけてくださった方、そして「全部ください」と言ってくださった聖人様に出会い、とても楽しい時間を過ごすことができました。


お声がけしてくださった方、本をお迎えくださった方本当にありがとうございます。正直、今回はアンソロがメインで個人本(しかも手製本)はそっと添えるだけの気持ちだったのですが、こちらもお迎えいただき、しかも持ち込み分がみんなお嫁に行くことができて感激。本当に本当にありがとうございました!!
加えて、華族アンソロの参加者さまにも手渡しができて嬉しかったです。やっぱり会えるのは良いものです。



また、今回のイベントで大正浪漫アンソロジィ『大正花暦』も全てお迎えいただくことができました。初めて作ったアンソロをたくさんの方にお届けできて嬉しい限りです。(こちらは再販はもうしないので、今回でフィナーレです)


イベント中の私はと言いますと、相変わらず作業をしていたわけですが(情報パンフをひたすら折っていた)、何か作業をしているほうが緊張がほぐれるような気がするので、きっとこれからも何かしら作業しながらブースにいることがデフォルトになりそうです。

そして今回は友人の水純みをちゃんと泉海紫乃ちゃんと隣接できたことが楽しかったです!なにより長いお付き合いの紫乃ちゃんと一緒にイベントに出られるなんて嬉しくて感慨深かかったです。またアフターもとっても楽しく、美味しく、幸せな時間でした。イベントはやっぱり楽しいですね。


差し入れもたくさんいただいたので、ここ1ヶ月花野木はお菓子には困りません!本当にありがとうございます。私は時代ものの頒布ということもあり、ロングセラーの森永のミルクキャラメルを持っていきました。キャラメルを配るあやしい人間となっていたことでしょう…!これもいい思い出です。

本音を申しますと、こんなに華族アンソロをお迎えいただけるとは思っていませんでした。
ボリュームたっぷりの厚さと値段でもあったので…。もちろん、素敵な作品ばかりだと自信を持って言えます!素晴らしいと自負しています!!ただ、明治・大正・昭和初期が舞台でテーマが『華族』。ブースに立ち寄ってくださった方から「なかなか見かけないテーマやね」と言われたように、このアンソロがどんな印象をあたえるのか未知数でした。
ですが、結果的には杞憂でした。本当にありがたいことです。

これも小梅様の素敵な表紙が功を奏したと言っても過言ではないので、こうして快く顔となる表紙イラスト(扉絵と漫画も!)を描いてくださり感謝しています!そう!とにかく表紙が素敵なの!見て!!


さて、アンソロジーの主催は今回を持って最後になります。
大正浪漫アンソロから始まり、華族アンソロと近代を舞台にした本を2冊発行できたのはたいへんありがたい事でした。個人的には大満足なので、いろんな思い出を残しながら終焉…ですが、もしかしたら遠い将来また企画を作ってしまうかもしれません。未来はわからないですからね!ただ、今は最後の気持ちが強いです。



話は変わりまして、今回お迎えした素敵な本たちを紹介!
今までお迎えした御本も含めゆっくりと読んでいこうと思います。楽しみ!


ということで、次回のイベントは9月の文学フリマ大阪になる予定です。華族アンソロの通販がひと段落したら、しばらくは創作をお休みをします。この半年主催として全集中をしていたので、6月くらいまでは小説や漫画を読んだり、アニメ・映画・ドラマを見る時間をいっぱい取ろうと思います。

次のイベントまでには個人本の再販と新作ができますように!