第十回文フリ大阪レポート

すっかり遅くなりました!久しぶりの文学フリマ大阪に参加いたしました。1月の京都から7ヶ月ぶりのイベントは、変わらず楽しかったです。さて今回はイベントを振り返っていきますね。

なんと今回は開催史上最高の来校者数だったそうで、本当におめでとうございます!なかなかイベント開催が難しい中で、こうして文学フリマ開催のために頑張ってくださっている運営様には感謝するばかりです。本当にありがとうございます!



今回の文フリ大阪では新作を二冊持っていくことができました。(やったね!)

一冊は『ミア・クラシカ』という過去に書いた作品を収録した短編集です。
サイトや参加アンソロで今まで書いてきた作品を5つ集めました。どれも近代を舞台にした「戀(こい)」の物語。どれも思い入れがあってこうして短編集2ができて良かったです。

もう一冊は『幽明にゆれる香の』というショート・ショートを2作を収録した手製本です。手製本はもう作らないだろうな、と思っていたのですが、カバーにどうしてもゴールド印刷を使ってみたくて…そしてやっぱり手作りするのは楽しいですね。
収録した作品は三大香木の二つ「梔子」と「金木犀」と幽霊をテーマにした書き下ろしです。これまた昭和初期を舞台にしています。私ほいほいですね!

また、水純みをちゃん主催の夏の青年アンソロ『君がくれた光の中で』にも参加させていただきました。(そのせつは本当に申し訳ございませんでした…!)私はチェリストの女性とある秘密を抱えた絵画修復士の物語を書きました。舞台は夏のフランス、田舎とひまわり。他にも素敵な夏の物語が集まっているので、気になった方はぜひTwitterでチェックしてみてくださいね。

今回のブースはファンタジーで申し込んでいたのですが、ほとんどが近代を舞台にしていたので、ジャンルは歴史にしたほうがよかったかも…と思うのでした。
とってもありがたいことに今回はたくさんの方にお越しいただき、なんといつも持ってくる部数で若干余るくらいだった頒布数がなんと!すべて完売したのでした!お迎えくださった方には心からありがとうございます!
また1月に頒布予定の華族アンソロジーのフライヤーもたくさんの方にお渡しできたので感無量です。
こんな感じでとっても楽しいイベントとなりました!差し入れをくださった方も本当にありがとうございます。ジャムやチョコレートなどなど、美味しいお菓子を美味しくいただきました。感謝感謝!




次回は1月15日の文学フリマ京都となります。
こちらでは華族アンソロの初頒布となります!素敵な作品が勢揃いする予感がいたしますので、どうかお楽しみにしていただけたら嬉しい限りです。